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第15回 創成シンポジウム「大地に眠る物語を読む 考古学者と人形劇師」を開催

平成29年9月30日(土),学術交流会館 講堂にて,第15回 創成シンポジウム「大地に眠る物語を読む 考古学者と人形劇師」を開催しました。今回のシンポジウムは, 「TERRACE-科学とアートが出会う場所-」,ホームカミングデープロジェクトの一環として, また, アイヌ・先住民研究センターの共催, 札幌国際芸術祭実行委員会との連携で実施しました。

当シンポジウムは, 北大の研究と社会とのつながりについて広く市民の方々に紹介し,より身近に感じていただくことを目的としています。15回目となる今回は,「科学とアート」をテーマとし, 科学者とアーティストがそれぞれの視点から語り合いました。

オープニングでは, あしり座による人形劇が行われ,会場全体がその独特な世界観に圧倒されました。西井準治 創成研究機構 機構長による開会挨拶の後,創成研究機構 岡田真弓 特任助教に「わたしたちと文化遺産をつなぐアートの力」と題して, 文化遺産とアートの関わりについてご講演いただきました。

続いて,アイヌ・先住民研究センター 加藤博文 教授より「遺跡に残された古代からのメッセージ『考古学はどのように過去を読み解くのか』」と題し,オホーツク文化,アイヌ文化について最新の研究結果を交えてご講演いただきました。

最後に, 人形劇師・演出家の沢 則行氏より「遺跡から生まれた人形劇『OKHOTSK-終わりの楽園-』」と題し,人形劇を交えながら,どのようにオホーツクという演目が作られていったのかをお話ししていただきました。

講演の後は,岡田真弓 特任助教がファシリテーターとなり,「考古学とアートでつくる北海道の新たな文化」と題して, アーティストである沢氏と, 研究者である加藤教授によるトークセッションを行いました。参加者から質問も寄せられ, 市民の考古学とアートに対する思い入れが伝わってきました。パネリストはユーモア溢れる活発な議論を展開し,会場全体が笑いに包まれる場もありました。

当日は一般市民を中心に202名の参加があり,アンケートからも, 市民の科学とアートに対する関心の高さが伺えました。


(あしり座による人形劇)


(加藤教授)


(トークセッションの様子)

(沢 則行氏)

(会場の様子)


(講演者3名と人形も一緒に)

掲載日:2017年10月11日